秩父・大神楽から高ワラビ尾根〜小持山〜大持山〜妻坂峠〜名郷

2010年8月13日(金)のご報告。
今夏はいろいろとやることもあったんで、遠出はせず、近場の山に登ろう。
どうせなら夜に流星群を見よう!
と思ったんですが……

        雨

になっちゃいまして、さっさと下山しました(笑)。

雨だけじゃなくて、寝っ転がるのに必要な道具も忘れるなど、失敗もありまして。

準備の時間もなくて、急遽決めた計画だったこともあるんですが、まさか雨になるとは思いませんでした。
今年のペルセウス座流星群は新月近くて空が暗くベストの環境、天気も晴の予想だったので、これは絶対に見られるぞ、と思っていたんですが、残念でした。

相棒が夜食用のおいしいカレーを作ったり、一所懸命に準備したのになぁ……食べ物はものすごく充実してまして、そのせいもあって荷物は25kgぐらいあって、ものすごく重くて、トレーニングとしてはけっこう充実したんですが……またいつか、近場の山での、星空観測登山はやってみたいものです。

とはいえ、選んだルートはなかなかおもしろいコースで、人のあまり入らない尾根道を歩いて午後に山に着いたこともあり、登山口から下山のバス停まで、まったく誰にも会いませんでした。こんなに都会に近い山なのに、不思議です。

いや、この時期にこの程度の標高の山では、暑すぎるんでしょう(^_^;
実際、雨に降られずとも、汗だ〜らだらでしたので。
みなさん、真夏なら、3000m級の山のほうがいいのは確かです。
理由は暑さだけじゃないんです……(後述)

さて、つらつらと山行報告という名の顛末をば。

のんびり出発して午後遅くに山頂に到着して、そこで露天で夜空を見上げる、という作戦。

浦山大日堂行きのバスは、西武秩父駅から出ているんですが、そのバス停は駅前ロータリーではなく、国道沿いにあります。市が運営している小さなバンです。乗り込むと、おばあちゃんが一人乗ってました(^_^;

こちらは大神楽で降ります。ここから大神楽沢沿いに林道を登って歩いていくと、川の対岸に「めめ(←鏡文字)」と書かれた社が見えます。「め神社(?)」と呼ばれているようです。鏡文字と古代についてあとで調べてみたいと思います。この地域は、和同開珎の銅のことあるし、非常に古い時代から人が入ってるので、何かありそうです。

大神楽沢東沢出合いには何軒が家があるのですが、大型犬をたくさん飼育しているのか、犬がワンワン啼いていて、ちょっと不気味な感じです。前にも秩父の白久のほうで、ブリーダーなのか、犬を大量飼育しているような場所があったんですが、怖いですね……そういや、奥秩父にはオオカミがいたんでしたっけ……

さて、大神楽沢を過ぎると武士平です。ここで車止め。沢から離れて尾根に登るので、水を大量に汲まなければいけません。なんせ、カレーやら何やら、たくさん水を使って、豪勢に夜中に食べまくるんですから、尾根道で消費する分も含めて4リットルぐらい担ぎました。

茶平への峠はすぐに着きます。イニシエの峠っぽいですね、ここにはお地蔵さんがいます。

ここから小持山へと高ワラビ尾根を登ります。危険なところはほとんどありませんが、整備された階段状の道にはなっていないので、足首が疲れます。この尾根を登っている最中に雨が降り出し、けっこう本格的な降りになってしまって、ポンチョ程度では全身びしょ濡れになってしまいました。

夜になれば晴れるかも、という期待は完全に裏切られる感じの雨でして、まったく空は晴れる様子もなく、静かな雨の山の尾根道をイヤというほど堪能しました。

荷は重く、夏のボッカって感じですね。

そういうのも悪くない。案外、好きです。

小持山に到着! 観測地点予定の大持山へ移動。このあたりで雨は一回止みまして、もしかして晴れるのか? と。

んで、荷物をバラして、濡れた合羽やポンチョを干しまして、とりあえず飯にでもしようと。

ところがです、ハエのような虻のような蚊のような、小型の羽根付飛翔生物が寄ってきまして、脚にたかります。

こいつ、刺すんですよ。しかも痒い!!!! 蚊に刺されたよりも腫れるし、痒い。

これはタマラン、ヒドイぃいいい。

ガーン! 低山には絶対に虫ヨケスプレーが必要でぇえええええす!

しかも、持ってきたはずの夜営観測道具がない……(^_^;

相棒によると「慎重なあんたにしちゃ、前代未聞のアホですなぁ・・・」

これは、ダメですな(-_-)

しかも、また降ってきやがりました、と。

夕方だったんですが、西郷さんの口調で、

「わかりもした! 下山決定!」

最短距離で下山。ランニングで脚を鍛えてることもあり、一般コースタイムの半分ぐらいで降りられます。
妻坂峠から名郷へ。もう日も落ちて暗くなっています。

そして再び、雨。

バスまでの時間が1時間以上あるので、さわらびの湯までタクシーに乗っていこうかな、と思いまして、バス停前の小さなよろず屋商店にある公衆電話からタクシー会社に電話するんですが、どのタクシー会社も、「はぁ? なごう? それってどこなの? そこまで行ける車なんてないから」みたいな対応でして。

名郷のバス停前の商店のオジサンが出てきまして、かわいそうに思ったのか、わざわざ近場の旅館のお風呂に入れるかどうか電話して聞いてくれたんだけど、宿泊客も多くて無理、とのこと。

ありがたいこってす。いろいろ買い物しますです、ということで買い物したり。

金曜だけど、なぜかこの日は土日用のバス運行になっていることがわかり、30分ぐらいしてバスが来ました。助かった。

途中の「さわらびの湯」(スーパー銭湯)に寄って行こうということで、途中下車。

昼間ならば、さわらびの湯の前までバスが巡回するんですが、この時間は寄らずに、幹線道路沿いに止まります。

降りたら、豪雨になってまして(^_^;

さわらびの湯まで5分程度ですが、雨具着てても、完全にビショビショ。
しかもさわらびの湯は19時で終了。ほとんど時間もなく。

とはいえ、シャワーを浴びて着替えたり、傘を買うこともできたので、助かりました。

さっさとあがって、再びバス停へ。バスに乗って飯能駅。

飯能駅前の中華料理屋で打ち上げ!

いやはやお疲れ。腹減ってたんでウマイぃ。

バタバタした山行で失態もありましたが、自然相手だからこういうこともあるわけで、こんな夏山もまた楽しい(^_^;

楽しいけど、リベンジするぞ、と、心に炎が燃えさかるのでした。

んで、翌日の翌日、つまりは明後日に、

もう一度、単独で、大持山に登りました。

沢登りを2本やって。