本とある日の土曜

中島らも『永遠も半ばを過ぎて』(文春文庫)が終わったので、ボフミル・フラバルの『あまりにも騒がしい孤独』(松籟社)を読む。活版そして圧縮・圧搾。電子の時代になってもプレスは変わらない。

石川達夫訳つながりで、発作的に、『歴史哲学についての異端的論考』(ヤン・パトチカ著/石川達夫訳/みすず書房)を買ってしまう。
「夜と戦争と死の時代であった20世紀に向けて立てられた終わりなき問いと答え。フッサールとハイデガーを継ぐ哲学者が民主的チェコと人類に残した遺産。」と帯にある。

読み始めたアントニオ・ネグリの『ヨブ 奴隷の力』(世界書院)はぜんぜん進まない。旧約のヨブ記を読んで、三浦綾子『旧約聖書入門』(光文社文庫)を読もう、ユングにも当たろう、と思っている間に面倒になってきた(笑)。
個人的に「人間とはなんだ受難シリーズ」というテーマで読んでいるのだと思うけど(?)、この本読みのルートは、ちとハードだな。出口や答えというものはないんだし。
その前に的場昭弘の『マルクスだったらこう考える』(光文社新書)へ行ってしまった。電車のなかで途中まで読んだ。
サブプライムから原油高騰、物価高とインフレ。新興国の勃興と地球環境問題。共産主義も崩壊したけど、資本主義だって危うい。急速に変わりつつある時代。日本の労働環境、仕事。どうなっていくのかね、これから。古いサヨクの言葉を使った既存のフレームワークは使いませんよ。『蟹工船』売ってもダメですから(笑)。私は私の見方、やり方でいきます、はい。

松原和仁編『立山登山マラニック』。海抜ゼロから3003mの立山まで走って登るというマラソン+ピクニックを企画した方の奮戦記と参加者の紀行文。楽しく読めた。ボランティアベースの、ステキで楽しいイベントだ。
このマラニック、毎年行われている有名な大会。今夏、参加しようと思って、応募してみた。抽選なのでどうなるか不明。
この本の発行元は、富山の出版社、桂書房。と、言えば、志水哲也の黒部シリーズ、山屋さんなら知ってる(と思う)。

あとは仕事に関係する本や資料で手一杯。
だって、仕事終わって読めるような時間になるのって深夜になるし。あとは移動の電車内とか。

一ヶ月もすると買った本に興味を失ってしまうこともある。もったいないことをしたな、と思うけど、売ったり、捨てたりすることができない。でも、そろそろ本棚が限界に近い、押し入れにも入らない、古い本は古本屋に持っていくしかないなー。